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消費税の改正〜軽減税率について2018.10.9

消費税の軽減税率とは

平成31年10月1日から消費税の税率が10%に引き上げられます。
それと同時に、軽減税率制度が実施されます。
ここで簡単に軽減税率についてご説明します。

消費税の税率が10%になると、
今まで108円で買えた朝食のパンが110円になります。
パンだけでなく、昼食のおにぎりも、夕食のサバも
全部10%になります。
そうすると国民の心情として、とても負担が重くなった気がします。
そこで少しでも負担感をなくすように、政府は『生活に最低限必要なもの』については、
今まで通り、8%でいいです、と規定しました。
これが、軽減税率という事になります。

本来の税金とは、所得の再分配という機能があり、
高所得者であっても低所得者であっても、課税の公平という視点が必要です。
しかし、軽減税率を採用することにより、高所得者ほどその恩恵を受ける事になるのです。

具体的に考えてみましょう。
一般的に高所得者ほど高級食材を買ったり、食事にお金をかける傾向があります。
実際に総務省の調査では、年収400万円以下の人の食費と800万円以上の人の食費を比べてみると、
年間で2倍の食費の差があったという事です。
という事は、当然、たくさん食費を出している高所得者の方が、
軽減税率によって、多くの消費税の軽減を受ける、
つまり、税金を納める金額が少なくなっている、
という事になります。

加えて、軽減税率制度が実施されると、区分経理が必要になり、
レジシステムの変更はもちろん、
請求書の様式も変更しなくてはいけません。
また、消費税とは無関係だった免税事業者も、得意先から区分経理の請求書をください、
と言われる事があります。
該当する業種の方は、十分な理解と準備が必要になります。

国の財源不足の現状を考えると、負担増は理解しなければいけませんが、
無駄使いせずに、大切に使って欲しいと思います。

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